第1回サバ博士と雑談【2023開催レポート】

今年度も豊中ビーキャンがスタートしました。

全6回のメインテーマは「雑談」。

「講師の話を聞く」時間に加えて「講師と話す」時間を設定。参加者(希望者)と講師が、ビジネスや課題について「壁打ち」をしていきます。

第一部 鯖や・右田さんのお話

第一回の講師は、さば料理専門店「SABAR」を手掛け、フィッシュバイオテック株式会社で陸上養殖事業も展開している「鯖や」グループ代表の右田孝宜さんです。

30歳で居酒屋をオープン。鯖ひとつでどこまでビジネスを大きくできるか、と2007年に株式会社鯖やを設立。2014年には、株式会社SABARを設立し、とろさばの魅力を伝える鯖料理専門店を展開しています。

近年、収穫量が減っている鯖の養殖のため、2017年にフィッシュバイオテック株式会社をつくりました。

2020年12月に前澤ファンドへ応募。4300社からみごと最終の13社に選出され、ご自身の活躍の場がさらに広がっているという右田さん。

さまざまな会社と「SABAR」ブランドでコラボをするなど、鯖の魅力を伝える仕掛けを精力的に行っています。

「生サバの文化をつくりたい」

さまざまなハードルがあるからこそ、それが叶う環境をつくりたいと話してくださいました。

第二部 鯖や・右田さんと参加者の壁打ち

今年度の豊中ビーキャンは、第一部の「講師による話」のあと、講師と話をする第二部(希望者のみ)を用意。

直接のコミュニケーションで時間を共有するからこそ、オンラインにはない価値や気付きに出会えるのではないかと、期待しています。

今回は、多くの方がそのまま参加。

自己紹介とともにこれから挑戦したいことや、今抱えている課題、右田さんへ聞きたいことを直接話しました。

講師業、メディアの運営、営業代行や飲食店の経営など、参加者の事業はさまざまでしたが、多く聞かれたのは「どう利用者(お客さん)を増やすのか」という話でした。

媒体を活用するPRも、どのタイミングで告知をするのかなど、消費者の行動を考えながら長期的なプランをたてることが必要だと右田さん。

「今回のため、ではなく、次回で成功させるイメージを持つことも必要」という言葉が印象的でした。

とろサバのブランディングをする右田さんならではのアドバイスに、参加者一同大きく頷く場面が何度もありました。

右田さん、熱いお話をありがとうございました。